No.1602 風しんの流行と抗体検査について(福岡市)

[ 概要報告 ]
分野:ウイルス性感染症

衛研名:福岡市保健環境研究所

時期年月:2012年 ~ 2013年

地域:福岡市 

概要:
2012年より全国的に風しんが流行しており、福岡市においても患者届出数が増加するとともに、当所では麻しん疑い患者から多くの風しんウイルスを検出した。 また、当所では、1977年から妊娠を希望する女性に対して抗体検査を実施しているが、2013年3月より抗体検査希望者が急増した。このため、従来から行っていたHI法では対応が困難になったことから、急遽、より簡便で多検体を同時に検査できるEIA法に変更した。(抗体検査数:2011年度 98件、2012年度 226件、 2013年度10月末現在 3,093件 )