2004年の国民健康・栄養調査では、報告書に歯の本数および咀嚼状況と各種栄養素の摂取量との関連を示す統計表(第107表、第108表)が掲載され[①]、20歯未満および咀嚼良好でない人はビタミン・ミネラル・食物線維などの摂取量が少ないことが示されています[②]。さらに、同年調査の個票データを用いた分析により、以上の関連は独立して有意なものであることも示されています[③]。 ①「平成16年国民健康・栄養調査報告」の当該箇所へのリンク 第107表(歯の本数別,栄養素等摂取量)が231~233頁に、第108表(咀嚼の状況別,栄養素等摂取量)が234~236頁に掲載されています(頁数は紙媒体表記)。 ・報告全体 ①の第107・108表を読み込み、結果を見える化したものです。 ③個票データを用いた分析結果 平成19(2007)年度の厚生労働科学研究報告書(口腔保健と全身のQOLの関係に関する総合研究、研究代表者:花田信弘)の222~237頁に分析結果が報告されています。 |