2004年の国民健康・栄養調査報告書:報告書に歯の本数および咀嚼状況と栄養素等摂取量・食品群別摂取量との関連を示す統計表(第107表、第108表)に倣い、2019年の国民健康・栄養調査の歯の本数と各種栄養素の摂取量との関連を示す統計表を作成しました。 歯の本数と各種栄養素の摂取量との関連(概要) 2019年の国民健康・栄養調査参加者のうち、栄養素等摂取状況および歯の本数のデータに欠損がない、40歳以上の4020名(男性1,867名、女性2,153名)を対象としました。10歳階級別(40~49歳、50~59歳、60~69歳、70歳以上)に男女合計、男性、女性、それぞれの集計値および20本以上の群の値を100%とした際の0~19本の群の換算値(%)を示しています。歯の本数が20本以上の群と比較すると、19本以下の群はたんぱく質、ミネラル、ビタミンなど各種栄養素の摂取量が、食品群別では野菜類、肉類の摂取が少なくなっています。一方で、特に40代男性では、歯の本数が19本以下であると炭水化物の摂取量が多くなっています。以上のように歯の本数が少ないと、エネルギーや各種栄養素が適切に摂取できていないことが示唆されます。 下記の6つのシートから成るExcelファイルをダウンロードできます(40 歳以上,年齢階級別,[ ]内はシート名) [エネ&栄養_男女計]歯の本数別にみたエネルギー・栄養素等摂取量(男女計) [エネ&栄養_男] 歯の本数別にみたエネルギー・栄養素等摂取量(男) [エネ&栄養_女] 歯の本数別にみたエネルギー・栄養素等摂取量(女) [食品_男女計]歯の本数別にみた食品群(大分類)摂取量(男女計) [食品_男] 歯の本数別にみた食品群(大分類)摂取量(男) [食品_女] 歯の本数別にみた食品群(大分類)摂取量(女) |