本研究班で検討している内容に関連する研究および実践活動を行っている有志の方々にお集まりいただき、研究班メンバーと意見交換会を2回行いました(2010.2.22、2011.3.1)。

日本公衆衛生学会・自由集会
「口腔保健推進における多職種連携 ~その先駆的取り組み~」
(2011.10.20、於秋田市)

本自由集会の概要(H23報告書) [クリック]


1.開会挨拶
米満正美(岩手医大教授、前日本口腔衛生学会理事長)
2.主旨説明
深井穫博(日本歯科医師会地域保健委員長)[クリック]
3.事例報告
 1) 城田圭子(保健師、三重県菰野町): 特定健診に歯科および早食い対策を導入して [クリック]
 2) 高澤みどり(歯科衛生士、千葉県市原市) : 「歯周疾患検診」と「特定健康診査」との壁…その打開策は?
  [クリック]
 3) 佐々木健(歯科医師、北海道保健福祉部健康安全局): 新しい成人歯科健診事業の普及における職種間連携
  [クリック]
 4) 中嶋千晶(管理栄養士、東京都足立区) : 栄養と歯科と連携した食育事業 [クリック]
 5) 松野 才(歯科医師、秋田県歯科医師会理事) : フッ化物洗口普及における多職種連携 [クリック]
4.全体協議
  予定していた2時間のうち、事例報告までで90分強を費やし、残る30分弱で本集会のメインタイトルでもある「口腔保健推進における多職種連携」について全体協議を行い、参加者から有益な意見が寄せられた。最後に本研究班で作成した早食い対策に関するパンフレット[クリック]を紹介し、閉会となった。



研究班主催の意見交換会(2011.3.1)

本意見交換会の概要 [クリック]


1.主旨説明:口腔機能に応じた保健指導と肥満抑制やメタボリックシンドローム改善との関係についての研究:
安藤雄一(国立保健医療科学院・口腔保健部) [クリック]
2.咀嚼指導マニュアルの意義と現状:石濱信之(三重県伊勢保健福祉事務所)深井穫博(日本歯科医師会)
・口腔機能に応じた咀嚼指導のフローチャート(案) :[クリック]
・咀嚼指導マニュアル =食べ方からのアプローチ= : [クリック]
3.関係者による発表
 1) 厚労科研フィールドとしての現状報告: 橋本直子 村田恵美(三重県大台町役場 健康ほけん課) [クリック]
 2) 特定保健指導に歯科教室を取り入れて : 城田圭子(三重県菰野町役場) [クリック]
 3) 栄養と歯科と連携した事業の取組報告: 足立保健所健康づくり課 [クリック]
 4) 「歯周疾患検診」と「特定健康診査」との壁・その打開策は? : 高澤みどり(市原市保健センター)[クリック]
 5) 地域高齢者の咀嚼機能調査を行って解ったこと : 富永一道(富永歯科医院)、島根県邑南町保健課[クリック]
 6) 産業歯科保健との関わり: 加藤 元(日本アイ・ビー・エム健康保険組合 予防歯科)[クリック]
 7) 新潟県での成人歯科健診の取り組み :佐藤徹(新潟県歯科医師会):[クリック] [クリック]
 8) 日歯が提唱する新しい成人歯科健診との関わり: 池主憲夫(日本歯科医師会 常務理事)[クリック]
 9) 平塚市の栄養・歯科保健事業について : [クリック]
 10) 保健衛生部門における歯科・栄養事業の概要と連携状況 : [クリック]



研究班主催の意見交換会(2010.2.22)

本意見交換会の概要は、平成21年度の報告書にも記されています。[クリック]


1.咀嚼回数に関する文献レヴュー:伊藤加代子(新潟大学医歯学総合病院・加齢歯科診療室)[クリック]
2.早食い・満腹まで食べることと肥満との関連 : 丸山広達(大阪大学大学院・医学系研究科・公衆衛生学)[クリック]
3.応用行動分析学を応用した減量プログラムの試み : 白土孝子(万有製薬株式会社・健康管理センター) [クリック]
4. 咀嚼と栄養・食生活 : 柳沢幸江(和洋女子大学・家政学群・健康栄養学類)[クリック]
5. ビデオによる幼児の咀嚼回数の測定 : 松山順子(新潟大学歯学部・小児歯科学講座)[クリック]
6. 食品物性と咀嚼量 : 神山かおる(食品総合研究所・食品物性ユニット)[クリック]
7. 早食いと食品による窒息予防の関連 : 弘中祥司(昭和医科大学歯学部・口腔衛生学教室)[クリック]
8. 食べる速さに関する研究の主な結果 : 大塚 礼(名古屋大学大学院 医学系研究科 公衆衛生学)[クリック]