部の活動
医療・福祉サービス研究部では、保健・医療・福祉サービスの提供体制やニーズに関する研究、医療安全および医療の質の向上に関する研究、地域包括ケアシステムに関する研究に加えて、サービス提供体制の質向上と人材育成に関する研究等に取り組んでいます。さらに国保データベース(KDB)等の保健医療データベースを用いた分析への取り組みや保険者機能強化に関する調査も開始したところです。これらの研究を行っていくにあたっては、可能な限り実証的な観点を含むことを心掛け、国や自治体といった様々なレベルでの政策に関連する研究、さらに、将来的な保健・医療・福祉分野での課題を視野に入れ、幅広く取り組むこととしています。
また、近年の研究としては、2つの大課題:①保健医療福祉サービスの提供体制に関する研究と②保健医療福祉サービスのニーズに関する研究に取り組んでいます。得られた研究成果は、国内外の学会・研究会等で積極的に発表し、さらに当院の研修にも研究成果を反映させるなど、国内外の保健医療福祉分野の人材育成に貢献しています。