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公開シンポジウム

国立保健医療科学院 公開シンポジウム2021

日時:2021年6月29日(火)13:30~

場所:国立保健医療科学院からWebinar中継

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多数のご参加ありがとうございました。
参加申込み(リアルタイム、オンデマンド)は、6/25で締め切りました。 事前登録者の皆様には、オンデマンドの視聴方法について、6/30にメールを配信しておりますのでご確認ください。
メールが届いていない等のお問い合わせは、【niph-sympo@niph.go.jp】あてご連絡ください。
オンデマンドは7月11日(日)までアクセス可能です。


たばこを取り巻く最新事情     

~改正健康増進法の完全施行1年を振り返り、成果と今後の課題を考える~

    

2020年4月に改正健康増進法が完全施行され、我が国の受動喫煙対策が強化された。施行にあたり保健所は大きな役割を担うことが期待されたが、新型コロナウイルス感染症の影響により対応が遅れざるを得ない状況となった。原則禁煙となった飲食店も感染対策が優先となり、禁煙化への移行にまで手が回っていない例が多い。一方で、喫煙者の新型たばこの利用は引き続き拡大しているが、公衆衛生従事者において、新型たばこの特性についての知識普及は進んでいるとはいえない現状がある。
そこで本シンポジウムでは、改正健康増進法の完全施行後1年を踏まえ、その成果と課題について院内外から専門家を招いて議論を深める機会としたい。

    
プログラム
13:30-13:35 開会挨拶 国立保健医療科学院 院長 宮嵜 雅則
13:35-13:55 教育講演 改正健康増進法の施行1年の振り返りとこれから
厚生労働省 健康局健康課 荻野 慶隆
13:55-14:25 特別講演 受動喫煙による健康影響:日本人を対象としたエビデンスからわかること
国立がん研究センター がん対策情報センター がん統計・総合解析研究部 片野田 耕太
14:25-14:55 講演1 加熱式たばこ・電子たばこの成分とヒトへのばく露について
国立保健医療科学院 生活環境研究部 稲葉 洋平
14:55-15:10 特別企画 国立保健医療科学院におけるたばこ研究の紹介
実験室より
15:10-15:20 休  憩  
15:20-15:40 講演2 改正健康増進法の保健所における対応状況について
相模原市保健所 (全国保健所長会) 鈴木 仁一
15:40-16:00 講演3 飲食店禁煙化と経営への影響
産業医科大学産業生態科学研究所 健康開発科学研究室 姜 英(きょう えい)
16:00-16:15 講演4 今後必要とされる研究の方向性
国立保健医療科学院 生活環境研究部 戸次 加奈江
16:15-16:45 総合討論と
質疑応答
片野田 耕太・稲葉 洋平・鈴木 仁一・姜 英・戸次 加奈江
【座長】 国立保健医療科学院 生活環境研究部 牛山 明
16:45-16:50 閉会挨拶 国立保健医療科学院 次長 曽根 智史

 

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