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公開シンポジウム
公開シンポジウム 水道における大規模災害への備え
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水道における大規模災害への備え
〈開催趣旨〉
水道における「危機」として、自然災害、水質事故、テロ、施設の老朽化に伴う事故が挙げられる。なかでも、自然災害については、東日本大震災等の巨大地震、噴火災害、豪雨・巨大台風による風水害が毎年のように発生し、長期間、広範囲にわたり断減水の被害をもたらしている。自然災害に強い水供給システムを構築するためには、過去の災害の教訓を生かし、その対応策を検討することが重要である。
本シンポジウムでは、最近発生した大規模災害の被害状況やその対応、平常時の取り組みについて発表すると共に、今後、水道が大規模災害に対してどう備えるべきかを議論する。
〈プログラム〉
13:30 | 開会挨拶:秋葉 道宏(国立保健医療科学院 統括研究官) |
13:40 | 来賓挨拶:是澤 裕二(厚生労働省医薬・生活衛生局水道課長) |
13:50 |
基調講演:西村 修(東北大学大学院工学研究科 教授) 「災害時の水供給と今後の課題」 |
14:50~15:00 | 休 憩 |
15:00 | パネルディスカッション:「大規模災害への備え」 司会・趣旨説明:秋葉道宏 |
①日置 潤一(厚生労働省医薬・生活衛生局水道課水道計画指導室長) 「大規模災害時の水道被害についての近年の状況と制度面での対応」 |
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②保永 政幸(東京都水道局水道危機管理専門課長) 「東京水道災害救援隊(通称:東京ウォーターレスキュー)~水道版DMAT~の取組」 |
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③島﨑 大(国立保健医療科学院生活環境研究部 上席主任研究官) 「災害時における医療施設への水供給」 |
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④下ヶ橋 雅樹(国立保健医療科学院生活環境研究部 上席主任研究官)
「アンケート調査を通じた平成28年熊本地震における応援給水活動の実態把握」 |
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⑤今本 博臣(水資源機構総合技術センター マネージャー) 「御嶽山噴火に伴う牧尾ダム貯水池の対応」 |
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総合討論 | |
17:10 | 閉会 |
